お金(硬貨)にデザインされている植物の名前とその意味を調べてみました。
- ほぼ毎日使うお金
- ■1円玉
- 描かれている植物は「若木(わかぎ)」
- 若木は特定の植物ではない
- ■5円玉(表)
- 描かれている植物は「稲穂(いなほ)」
- ■5円玉(裏)
- 描かれている植物は「双葉(双葉)」
- ■10円玉
- 描かれている植物は「常盤木(ときわぎ)」
- 常盤木も特定の植物ではなく「常緑樹」の意味
- ちなみに「10円玉(表)」に描かれているものは植物ではなく「唐草模様」
- ■50円玉
- 描かれている植物は「菊(きく)」
- ■100円玉
- 描かれている植物は「桜(さくら)」
- ■500円玉(表)
- 描かれている植物は「桐(きり)」
- ■500円玉(裏)
- 描かれている植物は「竹(たけ)」と「橘(たちばな)」
- 竹
- まとめ
ほぼ毎日使うお金
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硬貨には様々な植物がデザインされています。
毎日使うお金ですが、それぞれのお金に描かれた植物、いくつ知っていますでしょうか。
毎日使うお金ですが、それぞれのお金に描かれた植物、いくつ知っていますでしょうか。
■1円玉
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描かれている植物は「若木(わかぎ)」
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若木は特定の植物ではない
一円硬貨の表に描かれた木がありますよね。その木って実は実在しないものなんです。通称「若木」と言われていて特定の木が存在しないわけです。出典:1円玉のデザイン見てごらん。実はそこに描かれてた「木」は実在しないんです | アート - Japaaan
ちなみに「若木」のデザインのモデルは特になく、この木は若々しく未来への希望を感じさせると言うことで決まったそうですが、作者である中村さんも特定の木をイメージしたわけではなく、漠然と「若木」と言うイメージで描いたものだったのです。出典:1円玉に描かれている植物は何ですか? - 現在の硬貨が発行される前年の195... - Yahoo!知恵袋
特定の植物ではなく”若い木”ということですね。
なんとなく一番金額の少ない1円玉にふさわしい気がしますね。
ちなみに、1円玉のデザインは公募で決まったそうです。
なんとなく一番金額の少ない1円玉にふさわしい気がしますね。
ちなみに、1円玉のデザインは公募で決まったそうです。
■5円玉(表)
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描かれている植物は「稲穂(いなほ)」
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現在製造発行されている五円硬貨の意匠には産業に関するモチーフが用いられている。硬貨の表面の稲穂、水(水面、稲穂の根元の複数の水平線)、歯車(穴の周り)はそれぞれ、農業、水産業、工業を表している。出典:五円硬貨 - Wikipedia
戦後、焼け野原になった日本は復興を願い、当時日本の主要な産業であった農業、水産業、工業を五円玉に描いたと考えられています。出典:意外と知らない、五円玉の模様の意味 | 雑学の魂
復興と発展の願いを込めてデザインされたんですね。
■5円玉(裏)
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描かれている植物は「双葉(双葉)」
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裏面の双葉は民主主義に向かって伸びていく日本を表している。出典:五円硬貨 - Wikipedia
5円硬貨の双葉のマークは、戦後日本が立ち上がろうとした時の、民主主義日本の象徴なのだそう出典:五円玉の日本国と書かれてある下に、葉っぱのようなマークが... - Yahoo!知恵袋
5円玉は戦後から立ち上がるための希望が込めれた通貨だったんですね。
■10円玉
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描かれている植物は「常盤木(ときわぎ)」
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常盤木も特定の植物ではなく「常緑樹」の意味
10の周りに描かれたリボンで結ばれた葉は、「月桂樹」ではないかと思っていたのですが、「常盤木(ときわぎ)」とのこと。常盤木は、木の名前ではなく、常緑樹を表した言葉です。出典:薬草に親しむ−日本のお金に描かれる植物
確かに月桂樹に似ていますね。
ちなみに「10円玉(表)」に描かれているものは植物ではなく「唐草模様」
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表面の平等院鳳凰堂のまわりの絵は、葉ではなく唐草文様です。出典:薬草に親しむ−日本のお金に描かれる植物
■50円玉
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描かれている植物は「菊(きく)」
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50円玉に描かれているのは菊の花です。
現在の50円玉は三代目ですが、50円玉には一貫して菊の花が描かれています。出典:50円玉に描かれてる花は 菊ですか? - こんにちは。コインの収集を趣... - Yahoo!知恵袋
一重菊。菊は皇族の証でもありますからね。菊の御紋=天皇家出典:50円玉に描かれてる花は 菊ですか? - こんにちは。コインの収集を趣... - Yahoo!知恵袋
ちなみに菊の原産地である中国では、放射線状に整った姿から太陽になぞられ百花中最上位に位置づけられ、権力・尊厳・崇高のシンボルだったそうです。
鎌倉時代に後鳥羽上皇が菊を好み、その後日本の代表的な花の一つになったそうです。
鎌倉時代に後鳥羽上皇が菊を好み、その後日本の代表的な花の一つになったそうです。
■100円玉
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描かれている植物は「桜(さくら)」
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現在使われている「百円白銅貨」の表面には「日本国」と「百円」そして『桜』が、裏面には「100」と製造年がデザインされています。出典:百円硬貨 - Wikipedia
1957年:鳳凰がデザインされた百円銀貨が発行される
1959年:百円銀貨のデザインが鳳凰から稲穂へ変更される
1967年:桜模様の現行百円白銅貨が発行される。出典:意外と知らない100円玉の模様の雑学 | 雑学の魂
キリがよく一番馴染みがある気がする100円玉。
日本人に非常に馴染みがある桜が描かれているのはなんだかしっくりきますね。
日本人に非常に馴染みがある桜が描かれているのはなんだかしっくりきますね。
■500円玉(表)
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描かれている植物は「桐(きり)」
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現在、日本に流通している硬貨のうち、もっとも新しい硬貨である 500 円玉の表面には桐が描かれている。出典:isbn:4569666019 - Google 検索
桐が鳳凰の止まる木として古代中国で神聖視されていたことに倣って、日本でも一説には嵯峨天皇の頃から、天皇の衣類の文様に用いられるなど、菊紋章に次ぐ格式のある紋とされた。出典:桐紋 - Wikipedia
桐文は首相官邸のロゴにも使われており、格式の高い文のようです。
格式の高さゆえ、最も価値のある効果である500円玉のデザインに使われているのでしょうか。
格式の高さゆえ、最も価値のある効果である500円玉のデザインに使われているのでしょうか。
■500円玉(裏)
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描かれている植物は「竹(たけ)」と「橘(たちばな)」
竹
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裏面に竹、橘の小枝が描かれています。出典:五百円硬貨 - Wikipedia
常緑樹の橘は「文化は散ることがない」ということから、文化勲章のデザインにもなっています。出典:薬草に親しむ−日本のお金に描かれる植物
竹は「まっすぐ伸びる」ということから文化や経済の成長への意味が込められているのでしょうか。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました。
みなさんいくつご存知でしたでしょうか。
日本の硬貨には日本に縁のある植物が、意味やその植物に関する願いと共にデザインされているようです。
普段お金を使うときなど、ちょっとその柄に目を向けてみてはいかがでしょうか。
みなさんいくつご存知でしたでしょうか。
日本の硬貨には日本に縁のある植物が、意味やその植物に関する願いと共にデザインされているようです。
普段お金を使うときなど、ちょっとその柄に目を向けてみてはいかがでしょうか。
引用元記事:https://matome.naver.jp/odai/2151307770086613201