現在の若者は将棋を知らない人が多いということで、ルールを覚えたての人向けに、将棋で勝てるようになるちょっとしたコツや方法をまとめてみました。※コンピューター将棋のこまおにも勝てない人向けの記事です。
◆まず『こまお』と戦ってみよう!
no iframe. 手合いを選ぶにゃ. 平手. 2枚落ち. 4枚落ち. 6枚落ち. 8枚落ち. 10枚落ち. ちゅういがき · 10まいおちこうりゃく · counter · カウンター.
当記事は、このブラウザ将棋最弱と言われる『こまお』(平手)にもまともに勝てないという人向けに、将棋のちょっとしたコツを説明していきます。
『こまお』になんか簡単に勝てるという人は、特に読む必要はありません。
また、そもそも将棋のルールも分からないという人は、以下のリンクから将棋のルールを覚えてください。
↓将棋のルール説明↓
http://matome.naver.jp/odai/2141547968185123101
『こまお』になんか簡単に勝てるという人は、特に読む必要はありません。
また、そもそも将棋のルールも分からないという人は、以下のリンクから将棋のルールを覚えてください。
↓将棋のルール説明↓
http://matome.naver.jp/odai/2141547968185123101
◆駒の価値を覚えよう
飛車>角>金>銀>>桂≧香>>歩
◆駒得の意味を知ろう
将棋のゲームを進めていくと必ず駒を交換をする状況ができると思います。
その際に、自分が得をするように駒交換することが将棋で勝つことの第一歩となります。
上にある駒の価値を参考に、自分が駒得するように駒交換することがポイントです。
例えば、
金と銀を交換するなら金の方が得。
飛車と角を交換するなら飛車の方が得。
といった具合です。
その際に、自分が得をするように駒交換することが将棋で勝つことの第一歩となります。
上にある駒の価値を参考に、自分が駒得するように駒交換することがポイントです。
例えば、
金と銀を交換するなら金の方が得。
飛車と角を交換するなら飛車の方が得。
といった具合です。
◆初手に何を指すか?
将棋で駒の動かし方を覚えても、最初(後手の場合2手目)に何の駒を動かしていいか分からないという人が多いと思います。
この最初に動かす手は2つほど有効な手がありますので、まずはそのどちらかの手を指してみましょう。
この最初に動かす手は2つほど有効な手がありますので、まずはそのどちらかの手を指してみましょう。
角道を開ける(7六歩)
飛車先の歩を伸ばす(2六歩)
◆三手先の手を考えよう
将棋を指す上で大切なことは、自分が次に指す手だけではなく、相手が指した後の次の手(3手先の手)を考えることです。
本来はもっと先の手まで読む必要があるのですが、初心者の方はまず3手先の手を考えることからスタートし、このことを常に心がけましょう。
これが5手先、7手先と、どんどん先の手が読めるようになることこそ棋力向上の本質です。
本来はもっと先の手まで読む必要があるのですが、初心者の方はまず3手先の手を考えることからスタートし、このことを常に心がけましょう。
これが5手先、7手先と、どんどん先の手が読めるようになることこそ棋力向上の本質です。
◆大駒の利きを活かそう
ここで言う大駒とは飛車と角のことで、この飛車と角が動ける場所(飛車と角がバックアップ支援してくれる場所)に駒を進めることを、大駒の利きを活かすと言います。
序盤は、この大駒の利きをうまく利用して進めていくといいでしょう。
下に、とても簡単な例を出します。
序盤は、この大駒の利きをうまく利用して進めていくといいでしょう。
下に、とても簡単な例を出します。
※一部の画像は非表示です |
|
この盤面から、どのように大駒の利き活かすことができるでしょうか? |
※一部の画像は非表示です |
|
まず飛車先の歩を前に進め、強引に攻め込みます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
あー、歩を取られてしまった!!
と思うかもしれませんが・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
飛車で取り返すことができます。
取られてしまった歩は、大駒(飛車)の利きがあったからこそ、無理を承知で攻めこむことができたのです。 ※この局面で著しく優勢になるわけではありませんが、このような感じで将棋というゲームは進んでいきます。 |
◆駒の足し算を覚えよう
将棋である部分に攻撃を仕掛ける場合は、攻めたいマスに利いている駒が相手より多い必要があります。(詳しくは下記参照)
もし、利いている駒が相手より少ないもしくは同じ場合は、利いている駒を足さなければいけません。(駒が利いている=駒がそのマスに進むことが可能な状態のこと)
これを駒の足し算と言い、このような攻撃を足し算攻撃といいます。
以下に、とてもわかりやすい例を出します。
もし、利いている駒が相手より少ないもしくは同じ場合は、利いている駒を足さなければいけません。(駒が利いている=駒がそのマスに進むことが可能な状態のこと)
これを駒の足し算と言い、このような攻撃を足し算攻撃といいます。
以下に、とてもわかりやすい例を出します。
※一部の画像は非表示です |
|
こちら側(下側)が相手の金の上の赤丸の地点を攻め込みたいとします。
こちら側は赤丸の地点に香車2枚と飛車の3枚の駒が利いています。(香車と飛車が次々と赤丸の地点に攻め込める状態) 一方、相手側も銀2枚と金1枚も3枚の駒が利いています。 この状態で攻め始めると・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
3枚vs3枚で攻め始めてしまうと、最終的に相手側が守り勝ち攻撃が失敗してしまいます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
このような場合は、利いてる駒を足す『足し算』をします。
ここでは、赤丸の部分に桂馬の利きを足しました。 これで攻撃側の駒の利きは4枚となり、防御側の駒の利きを上回ることができました。 |
※一部の画像は非表示です |
|
この状態で攻撃すると、最終的に自分の駒が残り攻め勝つことができます。
※相手の駒だった銀2枚と金1枚は自分の持ち駒となり、自分の持ち駒だった香車2枚と桂馬2枚は相手の持ち駒となります。 |
※一部の画像は非表示です |
足し算攻撃の例 |
この図面では、2枚の桂馬と飛車と角の4枚で玉の上部を攻めています。
相手は金2枚と銀1枚の3枚なので、4枚vs3枚で攻撃側が相手の陣形を攻め崩すことができます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
上記の例を進めると、相手が段位者でもない限りこんな感じになり攻撃が大成功します。
更に相手の金2枚と銀1枚が自分の持ち駒となりました。(相手の持ち駒は角と桂馬1枚ずつ) ※この局面は別の項目で使う場面がありますので覚えておいてください。 |
◆相手の角道に気をつけよう
これは『初心者あるある』と言えるよくある例です。
初心者の方は、相手の角の筋(角が動ける場所=角道)に駒を動かしてしまい、タダで駒を取られてしまうことがとても多いので、とにかく相手の角道を常に注意するよう気をつけてください。
特に遠くにいる角は見落としやすいので注意してください。
以下に、例を挙げます。
初心者の方は、相手の角の筋(角が動ける場所=角道)に駒を動かしてしまい、タダで駒を取られてしまうことがとても多いので、とにかく相手の角道を常に注意するよう気をつけてください。
特に遠くにいる角は見落としやすいので注意してください。
以下に、例を挙げます。
※一部の画像は非表示です |
相手の角道に気付かず負けてしまう例 |
こんな局面から・・・(持ち駒はナシ) |
※一部の画像は非表示です |
|
7三の地点にと金を作れば詰みのように見えますが・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
2八の地点にいた相手の角に取られてしまい、詰みと思っていた攻撃が不発に終わってしまいます。
それどころか、相手の守備が固くなり詰ませられない状況になってしまいました・・・ このように、角道を見落とすと勝敗に直結する結果に繋がるので常に注意&確認を行いましょう。 |
※一部の画像は非表示です |
|
今回の場合は、最初の段階から2八にいる角をチェックしておく必要があります。
初心者の方には難しい局面図だったかもしれませんが、このようなごちゃごちゃした局面で角道の見落としが起こりやすいので注意しましょう。 ※この局面は別の項目で使う場面がありますので覚えておいてください。 |
◆手筋を覚えよう
将棋には各駒の特性を活かした『手筋』と呼ばれる指し手が多数あります。
一気に全部覚える必要はありませんが、これを覚えると駒得ができやすくなり、将棋が強くなると共に将棋を指すことがとても楽しくなってきます。
↓将棋の手筋を紹介しているサイト
http://freett.com/kikoehureai/hetappi/tesuji/
以下に、代表的な手筋を紹介します。
一気に全部覚える必要はありませんが、これを覚えると駒得ができやすくなり、将棋が強くなると共に将棋を指すことがとても楽しくなってきます。
↓将棋の手筋を紹介しているサイト
http://freett.com/kikoehureai/hetappi/tesuji/
以下に、代表的な手筋を紹介します。
※一部の画像は非表示です |
垂れ歩 |
相手の駒からスペースを空け、成り込む手前の場所に歩を打つことを『垂れ歩』と言います。
この局面では、角の前に歩を打ちたくなりますが、それでは角に逃げられるだけになってしまいます。 この位置から角の前に歩を成って『と金』を作れば、相手の角か金を奪うことができます。(と金を金で取られたら、飛車で取り返すことができる) |
※一部の画像は非表示です |
控えの歩 |
上で説明した垂れ歩には、『控えの歩』という歩で受ける手筋があります。
こうすれば、相手の攻撃を受けきることができます。 |
※一部の画像は非表示です |
両取りの桂 |
手筋の中でもとても有名なのが『両取りの桂』。
桂で相手の金の両方に攻撃を仕掛けることで、必ずどちらかの金を取ることができます。 桂は取られてしまいますが、金は桂よりも価値が高い駒なので駒得することができます。 |
◆玉を詰まそう
将棋は兎にも角にも玉を詰ます(動けなくする)ゲームです。
ですので、玉を詰ますパターンを覚えることで将棋の終盤に強くなります。
ですので、玉を詰ますパターンを覚えることで将棋の終盤に強くなります。
例えば、この状態なら金の上(玉の頭上)に金を打てば、玉は詰んでしまいます。
これはとても簡単な例で1手詰め(1手で詰む)と呼ばれます。 3手先に詰めば3手詰め、5手先に詰めば5手詰めと言います。(偶数手は相手の手番なので、必ず奇数手で詰む) ※『詰む=玉の動けなく場所がない=負け』という意味です。 |
この詰ます作業は『詰将棋』と言って、パズルゲームみたいな感覚で楽しむことができます。
例えば↓のサイトから
http://www14.big.or.jp/~ken1/application/shogi.html
終盤問題→詰将棋→入門→問題選択→開始
を選び、詰将棋の練習をしてみるのも良い方法かと思います。
※このサイトの詰将棋は一般的な詰将棋と違い、実際局面の詰将棋です。
ちなみに、当記事の『駒の足し算を覚えよう』に出てきた最後の局面図と『角道に気をつけよう』で出てきた最初の局面図は、3手詰めになっていますのでぜひ挑戦してみてください。
『角道に気をつけよう』の詰将棋は、初心者の方にとってはなかなか難しいかもしれません。
例えば↓のサイトから
http://www14.big.or.jp/~ken1/application/shogi.html
終盤問題→詰将棋→入門→問題選択→開始
を選び、詰将棋の練習をしてみるのも良い方法かと思います。
※このサイトの詰将棋は一般的な詰将棋と違い、実際局面の詰将棋です。
ちなみに、当記事の『駒の足し算を覚えよう』に出てきた最後の局面図と『角道に気をつけよう』で出てきた最初の局面図は、3手詰めになっていますのでぜひ挑戦してみてください。
『角道に気をつけよう』の詰将棋は、初心者の方にとってはなかなか難しいかもしれません。
◆と金を作ろう
と金は、歩が相手陣の三段目まで侵入し成ることです。
と金は、自分にとっては金と同じ動きをする強力な駒ですが、相手からすると取っても歩にしかならない価値の低いの駒です。
もっと分かりやすく説明すると、と金は、成った時に強くなる度合いが最も大きいのです。
ですので、と金を作るということは、自分の駒全体の戦力が大幅にアップすることと同じです。
将棋を進めていく上で、と金を作ることはとても重要なポイントとなります。
と金は、自分にとっては金と同じ動きをする強力な駒ですが、相手からすると取っても歩にしかならない価値の低いの駒です。
もっと分かりやすく説明すると、と金は、成った時に強くなる度合いが最も大きいのです。
ですので、と金を作るということは、自分の駒全体の戦力が大幅にアップすることと同じです。
将棋を進めていく上で、と金を作ることはとても重要なポイントとなります。
◆二枚替えも考えてみよう
駒得の項目で、自分の方が得をする形で駒交換しましょうと説明しましたが、駒1枚と駒2枚や駒2枚同士での交換となる場合もあります。
この場合は計算が複雑になりますが、『二枚替えなら歩とでもせよ』という将棋格言があるぐらい、将棋において二枚替えは重要視されています。(ただし、実際に歩と二枚替えして得になることは少ない)
例えば、
飛車と金・銀の二枚替えならやってみる価値はあるでしょう。
角と銀・桂の二枚替えも状況によっても得となるかもしれません。
金と桂・香の二枚替えも状況次第です。
二枚替えは状況次第で判断が難しいですが、二枚替えという概念があることだけは覚えておきましょう。
この場合は計算が複雑になりますが、『二枚替えなら歩とでもせよ』という将棋格言があるぐらい、将棋において二枚替えは重要視されています。(ただし、実際に歩と二枚替えして得になることは少ない)
例えば、
飛車と金・銀の二枚替えならやってみる価値はあるでしょう。
角と銀・桂の二枚替えも状況によっても得となるかもしれません。
金と桂・香の二枚替えも状況次第です。
二枚替えは状況次第で判断が難しいですが、二枚替えという概念があることだけは覚えておきましょう。
◆囲いを覚えよう
将棋は、どんなに優勢にゲームを進めても王が取られてしまえば負けるゲームです。
将棋を覚えたての時は、どうしても攻めていたくなるでしょうが、王の周りには駒がたくさんあるため強引に攻めると必ずと言っていいほど失敗します。
ですので、最初は王の守りを固める『囲い』という作業をすることがとても有効的になります。
囲いには何十種類もあり、プロでも全部覚えるのは大変なため初心者が詳しく覚える必要はありませんが、ここでは2つだけとても有名な囲いを紹介します。
将棋を覚えたての時は、どうしても攻めていたくなるでしょうが、王の周りには駒がたくさんあるため強引に攻めると必ずと言っていいほど失敗します。
ですので、最初は王の守りを固める『囲い』という作業をすることがとても有効的になります。
囲いには何十種類もあり、プロでも全部覚えるのは大変なため初心者が詳しく覚える必要はありませんが、ここでは2つだけとても有名な囲いを紹介します。
矢倉囲い | |
これがとても有名な矢倉という囲いです。
奥が深い囲いなのですが、最初のうちは深く考えず、とりあえずこの形にしてみるのもいいかもしれません。 ※本来は相手の状況や手順(駒を動かす順序)なども考える必要がありますが、最初のうちは深く考えなくても大丈夫です。 |
美濃囲い | |
こちらもとても有名な美濃囲いという囲いです。
この囲いをする際は、飛車を左側に移動する必要がありますが、とても短手数で囲いが完成するため、早い段階で攻めに転じることができます。 |
◆将棋の戦法を考える
将棋には守りを固める『囲い』とは別に、全体的な戦略を考える『戦法』という概念があります。
大別すると、飛車を左右(実質的には左)に動かす『振り飛車戦法』と、飛車を初期配置のままか上下のみに動かす『居飛車戦法』に分かれ、更に細かな戦法に分類されています。
将棋の戦法はとても奥が深いため、初心者が詳しく知る必要はありませんが、ここでは将棋の基本的な戦法(居飛車戦法)の1つである『棒銀』についてのみ簡単に説明します。
※棒銀にも様々な種類がありますが、ここではコンピュータ将棋の『こまお』(http://www.geocities.jp/komao81/)を相手に戦うことを想定して棒銀を説明します。
将棋を知っている人からするとおかしい手順があるかもしれませんが、『こまお』と戦う場合はこのような手順でないと棒銀の形にならないのでご了承ください。
大別すると、飛車を左右(実質的には左)に動かす『振り飛車戦法』と、飛車を初期配置のままか上下のみに動かす『居飛車戦法』に分かれ、更に細かな戦法に分類されています。
将棋の戦法はとても奥が深いため、初心者が詳しく知る必要はありませんが、ここでは将棋の基本的な戦法(居飛車戦法)の1つである『棒銀』についてのみ簡単に説明します。
※棒銀にも様々な種類がありますが、ここではコンピュータ将棋の『こまお』(http://www.geocities.jp/komao81/)を相手に戦うことを想定して棒銀を説明します。
将棋を知っている人からするとおかしい手順があるかもしれませんが、『こまお』と戦う場合はこのような手順でないと棒銀の形にならないのでご了承ください。
※一部の画像は非表示です |
|
まずは飛車先の歩をここまで前進させます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
続いて飛車の斜め後ろにある銀を前に進めます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
銀をここまで進めます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
銀を更に進めます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
相手は上がってきた銀を攻めてきます。
銀の前の歩は香車が効いているので取れません。 |
※一部の画像は非表示です |
|
ここで銀を相手の歩の前に進めましょう。
この銀は取られてしまいますが、数手先により強い駒が取れる場合や、相手の玉を詰ますことことができる場合は、駒損しても問題ありません。 このように数手先・数十手先の状況を読み解くことが『戦法』の基本です。 ※手順がおかしいと指摘くださる方へ 『こまお』を使うと棒銀もへったくれもない状況になってしまうので、あえて再現率の高い方法で説明しています。 ここでは手順ではなく、戦法という概念の説明をしていることをご理解ください。 |
※一部の画像は非表示です |
|
相手は歩で銀が取れるので喜んで銀を取ってきます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
こちらは相手の歩を奪い返します。
銀を取られましたが、次に歩が成り込めば(と金を作れば)、相手の角と金の両取りとなります。 |
※一部の画像は非表示です |
|
相手は危険を感じて角の逃げ道を作ったりしますが・・・
※ここで相手が正確に受けるとこの作戦は失敗しますが、『こまお』を使って棒銀を説明する場合はこの方が都合が良いのでご了承ください。 |
※一部の画像は非表示です |
|
と金を作れば角と金の両取りです。
と金には飛車が効いているので、相手は簡単に取ることができません。 |
※一部の画像は非表示です |
|
角を取られるわけにはいかないので、相手は仕方なくと金を金で取りますが・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
相手の金を飛車で取ることができます。
この時点で金と銀の交換で駒得した上、飛車が成ることもできたので優勢となります。 |
上記の棒銀戦法例では、『駒得の意味を知ろう』で説明した金と銀の交換ができた上、『大駒の利きを活かそう』で説明した大駒(飛車)の動ける場所に駒を進める攻撃が成功しました。
更に『と金を作ろう』で説明したと金作り、『手筋を覚えよう』で説明した垂れ歩に似た手も登場し、将棋のコツを覚えるのに最適な戦法と言えます。
実戦ではこんなにうまく行きませんが、将棋の実力を更に上げたいと思った場合、これらの戦法(実際はもっともっと複雑な戦法を覚える必要がある)と、上記で説明した囲いの概念を組み合わせ考えていけば、将棋の実力は格段に上がっていくはずです。
更に『と金を作ろう』で説明したと金作り、『手筋を覚えよう』で説明した垂れ歩に似た手も登場し、将棋のコツを覚えるのに最適な戦法と言えます。
実戦ではこんなにうまく行きませんが、将棋の実力を更に上げたいと思った場合、これらの戦法(実際はもっともっと複雑な戦法を覚える必要がある)と、上記で説明した囲いの概念を組み合わせ考えていけば、将棋の実力は格段に上がっていくはずです。
◆得意戦法を身につけよう
上記の囲いや戦法を組み合わせ、自分の得意な形を作り上げていくことも、将棋上達に対してとても有効な手段です。
最初はなんとなく我流でやってみても構いませんので、初手から数手をパターン化して指してみてもいいかもしれません。
最初はなんとなく我流でやってみても構いませんので、初手から数手をパターン化して指してみてもいいかもしれません。
◆序盤、中盤、終盤の構想
将棋には大まかに序盤、中盤、終盤という概念があり、これらの状況によって将棋の指し方が変わってきます。
まず序盤は、玉の囲いや自分が指す戦法の準備などを行います。(この作業を駒組みと言います)
中盤は歩以外の駒交換が始まるので、まずは駒得を目指し、その後は相手の陣形を崩す(相手の玉の周りにいる駒を攻撃する)ことを考えてください。
終盤になると駒得はあまり関係なくなり、玉が詰むか詰まないかの勝負になります。
最終的にはどんなに駒損していても相手の玉を詰ませば勝ちですので、詰みまでのスピード勝負になります。
まとめると、
序盤:玉を囲いながら自分が指す戦法の準備
中盤:駒得を目指し駒交換
中終盤:相手の陣形崩し
終盤:相手の玉を自分の玉が詰む前に詰ます
と言った感じです。
中盤がいつからで、終盤がいつからなのかなどハッキリは決まっていませんが、序盤、中盤、終盤で将棋の指し方が微妙に変わるということはお覚えておいてください。
また、作戦や戦法よっては序盤や中盤が飛んでしまうこともあるので注意してください。
まず序盤は、玉の囲いや自分が指す戦法の準備などを行います。(この作業を駒組みと言います)
中盤は歩以外の駒交換が始まるので、まずは駒得を目指し、その後は相手の陣形を崩す(相手の玉の周りにいる駒を攻撃する)ことを考えてください。
終盤になると駒得はあまり関係なくなり、玉が詰むか詰まないかの勝負になります。
最終的にはどんなに駒損していても相手の玉を詰ませば勝ちですので、詰みまでのスピード勝負になります。
まとめると、
序盤:玉を囲いながら自分が指す戦法の準備
中盤:駒得を目指し駒交換
中終盤:相手の陣形崩し
終盤:相手の玉を自分の玉が詰む前に詰ます
と言った感じです。
中盤がいつからで、終盤がいつからなのかなどハッキリは決まっていませんが、序盤、中盤、終盤で将棋の指し方が微妙に変わるということはお覚えておいてください。
また、作戦や戦法よっては序盤や中盤が飛んでしまうこともあるので注意してください。
※一部の画像は非表示です |
中盤の例 |
中盤でこんな状況なら(持ち駒に桂馬)・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
桂馬を打って飛車と角の両取りをかけ、駒得することが正しい指し方と言えます。 |
※一部の画像は非表示です |
終盤の例 |
同じような状況でも、お互い駒が玉の周りに迫ってきてる終盤では・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
ここに桂を打てば駒得できそうですが・・・ |
※一部の画像は非表示です |
|
飛車が一気の迫ってきて自分の玉が詰んでしまいます。 |
※一部の画像は非表示です |
|
こんな時は桂の打つ位置をもう少し工夫し、右に1マスずらしてみましょう。
飛車がいるので相手の玉は上に逃げることができず、こちらの勝ちが決定します(相手の玉が詰んでいる)。 このように、終盤は駒得ではなく玉をいかに早く詰ますかの勝負になってきます。 中盤から終盤への見定めは特に大切なので、盤面の状況を良く把握するように注意しましょう。 |
▼関連記事
将棋の知識がゼロの人でも、インターネットの利用だけで将棋を覚え、更にある程度のレベルまで実力向上することができますのでその方法をまとめます。是非この機会に将棋を...
私がまとめた将棋に関連したまとめ記事です。
※当記事は2014年12月2日に作成したものです。
引用元記事:https://matome.naver.jp/odai/2141571824016867801